企業弁護士の業務について マスコミ業界の場合

マスコミ業界で求められる弁護士は、著作権や放送権、プライバシーの保護や名誉棄損などについて詳しい知識を持っていると有利

弁護士の働き方の一つとして、企業弁護士という選択があります。企業弁護士は、実の所様々な業界で必要とされており、各業界ごとにそれぞれ求められる資質や業務が異なるのが一般的です。このような組織に属する弁護士のニーズは高く、行政から一般企業まで、幅広い組織が随時採用を行っています。どのような分野が向いているかは、自分の得意とする専門によっても変わるのが常です。
例えばマスコミ業界の場合には、主に著作権や放送権などに詳しい弁護士が求められます。特にテレビ業界では、プライバシーの保護や名誉棄損などについて詳しい知識を持っていると有利です。このような業界では、法律に抵触しない範囲内でいかに魅力的な番組を作っていくかが焦点になります。このような状況下で適切なアドバイスを行うのが、マスコミ業界で働く企業弁護士の主要な業務の一つです。
万が一トラブルが発生してしまった場合は、示談交渉や裁判への対応などが必要になります。こういったケースでも臆することなく戦っていける弁護士が、マスコミ業界では評価されることが多いです。

想定される交渉やトラブルは多岐に及ぶので、最新の動向に目を配る好奇心や情報収集力も必要

また、意外に交渉事が多いのもこの業界の特徴です。映画やアニメの著作権や出演を巡って様々な取り決めを行う必要があり、契約書の作成や契約の締結などをサポートすることも業務の一つに数えられます。とかく人が出入りすることが多い業界だけに、想定される交渉やトラブルは多岐に及ぶのが本当の所です。
従って、この業界で働く弁護士には、やや特殊な分野の知識や見識が求められてきます。最新の動向に目を配る好奇心や情報収集力も必要になるのが、こういった業界の常です。法律知識と共に、ソフトな情報を備えておくことが概して役立ちます。

組織の変化もめまぐるしく、タイムリーな情報を押さえて既成の概念にとらわれず柔軟な対処をするのがポイント

マスコミを希望する場合には、自分流に仕事をこなせるという利点があります。比較的新しい分野であるだけに、既成の概念にとらわれずに済むのが良い点です。その分自分サイドで経験や技術を培っていく必要がありますが、やりがいの点ではかなり大きいと考えられます。
判例も少ない傾向があり、他のケースを参考に結果を導くことも時に必要となる力です。お仕着せの概念の引用ではなく、自分の頭で考える応用力が求められことをこの業界で働く際には心得ておくことが大切となります。
組織の変化もめまぐるしく、タイムリーな情報を押さえて柔軟な対処をするのがポイントです。今後の動向にも目を配り、その都度適切な対応が大切となります。